04/14

朝起きて、寝起きの顔じゃ化け物と間違われそうで、その不安がこびりついているものだからヒゲをたくわえて見栄えを誤魔化し入念にお顔を施さなければ一日が始まらない。
で、それが済んだら入れるものを入れないと気が済まないお年頃。
(近頃、入れ歯の具合がよろしくない)


で、食べることに関しては見境なく好き嫌いがなく、食い意地を窘められるほどに胃袋が丈夫を取り柄として食い溜めを良しとする。


それゆえに、出すものの量といったら半端じゃ、身がもたないほど長時間かけての踏ん張りをこなしての作業が一段落して、ふと、眼をやれば我が家の猫さんがこちらを睨みつけているではありませんか。
「どうしたの?」
怪訝そうに尋ねてみたい気が起こりそうな雰囲気に、ハタと気が付いた。


「そうだ、あんたには、まだ朝飯やってなかったね」
自分の事ばかり気遣っていたものだから猫の分まで気が回らずにいました。急いで猫に餌をあげる不届きものです。


近頃、とんとモノオボエが遠のきそうな記憶違いの勘違いがやたらめったら横行しているから用心しないとの思いが薄れては、その場しのぎで誤魔化すから後始末が大変なのです。ホンマに。


で、我が家の猫ちゃん落とし お歳は16歳。
懐かしいこの響き。ヾ(´▽`*)ゝあーい♪
その猫さん、近頃、下っ腹が床に届きそうなタレ具合なもんだから、その垂れ下がったお腹が歩く度にタップンタップンと左右に動く姿がまるで月光仮面のオッチャンの白いマントが風になびいての粋な格好なんです。


それが決まっている場面と、ケラケラ笑っちゃう動作が見積もられては自分の格好とダブらせて当てこすりするものだから猫さんも気の毒なものです。(⌒-⌒).。oO


私のでっぷりお腹も近頃、左右に揺れだしているから気持ち悪いったらありゃしない。


で、忘れていた猫さんの食事をお出ししたら、いつもの苦み走ったキツイ笑顔で?
 (=^・^=)ニャ~ンニャ~ン


猫の笑った顔って、そりゃもう凄いの一言。
蛇(へび)が口を開けた格好と似ています。顎が外れたような口から鋭い牙が丸見えです。だから、猫を飼っていらしゃる飼い主さんの気持ちがしれません。 (*´▽`)ノノ
況してや猫さんを好きになる気持ちが分かりませんヮ。ヽ(´∀`)ノ .。oO(ウィ、ウィ ) 


だから、「その笑顔、どうにかなりません!」と言いたくなりそうな気持ちをグッと押さえて後ずさりしそうな気持を踏ん張って微笑を返します。(⌒-⌒)







.

×

非ログインユーザーとして返信する